健康にアイデアをmeiji 明治飼糧株式会社

豆知識

酪農・畜産で悩まれるみなさまへ

  • 季節対策
  • 乳牛
  • 肉牛
  • 哺育育成
  • その他

Q020

肉牛 肉牛における腹づくりのポイントを教えてください!
育成後期~肥育前期で良質な粗飼料をしっかりと食べさせましょう。

腹づくりの意味

丈夫な牛を作るには、しっかりと飼料が食べられるルーメンをつくることが大切です。
ルーメンの成長月齢は約3~12ヶ月ですが、その内最大成長月齢は約8ヶ月齢と言われています。
ルーメンの成長が著しい育成後期~肥育前期に、ルーメンの筋肉層と絨毛を発達させる飼養管理をすることが、丈夫な腹をつくる大きなポイントとなります。

腹づくりに適した粗飼料

・チモシー等のある程度粗剛性のある粗飼料を食べやすいようにカットして給与(5~7cm)しましょう
・食下量を上げるために一種類よりも複数の種類を給与しましょう
 ⇒肥育前期には、最低でも3kg以上、できれば4kg食べさせましょう

★POINT
腹づくりには粗飼料の量だけでなく、栄養価も大切です。栄養価の低い粗飼料を食い込んでも、
腹づくりはできないだけでなく、ばら厚やロース芯の発育まで影響を及ぼしてしまいます。
◎CHECK!
肋の張りを確認しましょう

できるだけ食べてもらえるように質の良い粗飼料を給与しましょう!